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ハクビシンは東京23区にもいる?区の相談窓口と捕獲事業の条件

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東京都の防除実施計画(令和8年4月改定)は、ハクビシンが都内全域に広く分布していると見ています。23区では22区が都の計画にもとづく防除に加わり、区が委託した業者が箱わなを置く捕獲事業を行っているので、まず住んでいる区の環境担当に相談します。

更新日 2026.10.21読む目安 5分広告を含む記事

東京23区にハクビシンはなぜいる?

ハクビシンは昼間を屋根裏や木のうろで過ごし、川や側溝、電線を伝って移動できるため、住宅が密集した23区でも暮らせます。東京都環境局の「アライグマ・ハクビシンについて」(2026年4月6日更新)は、ハクビシンについて、東南アジアから中国南東部が原産で、果実を特に好む雑食性、夜行性で、木登りが得意で電線伝いに歩き、8センチメートル四方のすき間にも入り込むと説明しています。

東京都アライグマ・ハクビシン防除実施計画(計画期間は令和8年4月1日〜令和13年3月31日)は、ハクビシンは都内全域に広く分布していると考えられるとし、捕獲数は近年600頭程度で横ばいだとしています。区部での捕獲効率(CPUE)は令和元年度以降下がっていると分析されています。

23区のハクビシンの相談窓口はどこ?

区ごとに環境担当の課が受け付けています。2026年10月21日に区の公式ページや案内資料で確認できた窓口は次のとおりです(区名の五十音順)。

区担当電話確認した資料の時点
板橋区資源環境部 環境政策課 自然環境保全係03-3579-25932026年6月9日更新
新宿区環境清掃部 環境対策課 公害対策係03-5273-37642025年12月25日更新
世田谷区環境政策部 環境保全課03-6432-7137(土・日・祝日を除く)2026年10月2日更新
豊島区環境清掃部 環境保全課 公害対策グループ03-3981-2405区の案内チラシ(発行日の記載なし)
練馬区環境部 環境課 美化啓発係03-5984-47092026年6月4日更新
文京区資源環境部 環境政策課 指導担当03-5803-1260区の案内資料(時点の記載なし)
港区環境課 環境政策係(申込みは各地区総合支所の協働推進課)03-3578-2487広報みなと2026年6月1日号

目黒区・杉並区・江戸川区・大田区・足立区の制度は、「東京都の補助金と捕獲事業の記事」で紹介しています。表にない区は、区の公式サイトで「ハクビシン」と検索するか、区役所の代表電話で環境担当の課につないでもらいましょう。

東京都の防除実施計画の資料1「東京都アライグマ・ハクビシン防除実施計画に基づく防除を行う区市町村一覧」には、計画にもとづく防除を行う区として千代田区を除く22区が載っています。千代田区で困ったときも、まず区の環境担当に相談してください。

区の捕獲事業を使える条件は?

被害が現に出ていること、建物の所有者か管理者が申し込むこと、わなの毎日の見回りに協力できることが、多くの区に共通する条件です。姿を見かけただけでは対象にならない区もあります。

区対象主な条件わなの期間
板橋区住宅・学校・事業所などの建物(天井裏・屋根裏への侵入、敷地の果樹や家庭菜園の食害)調査と設置・回収の立ち会い、毎日の見回り、エサの用意。目撃のみは対象外原則1週間・最長4週間、年度内1回
新宿区区内の住宅(管理会社や管理組合が管理する集合住宅を除く)と寺社など立ち会い、毎日の見回り、捕獲時の速やかな連絡1週間・最長4週間、同じ場所は年度内1回
世田谷区住宅(集合住宅を含む)、一般に開放された神社・仏閣・教会など。都営・URなどの賃貸住宅や事業所は対象外立ち会い、毎日の見回り、週1回程度のエサの交換原則1週間・最長4週間、年度内1回
豊島区一般住宅、民間集合住宅、管理者のいる神社仏閣など被害が出ていること(目撃のみは不可)、所有者の同意、1日1回以上の点検最長4週間、年度に1回
練馬区区内の住宅・敷地で、建物内への侵入や果樹・家庭菜園の食害がある場合調査の立ち会い、毎日の見回り。わなを置けるかは業者が現地で判断原則1週間・最長2週間、年度内1回(無料)

港区も、ふん尿や臭い、天井裏の大きな物音、庭木の果実の食害といった実害がある住宅を対象に、所有者の同意と1日1回以上の見回り・エサの交換を条件として、専門業者が箱わなを置いています(広報みなと2026年6月1日号)。

区の捕獲事業でやってもらえないことは?

侵入口をふさぐ工事と、フンの清掃・消毒は、ほとんどの区で住民の負担です。板橋区は、箱わなの設置から処分までを区が負担する一方で、侵入路をふさぐ工事とふん尿の撤去・清掃・消毒は申請した人が専門業者に頼むとしています。

豊島区も侵入口をふさぐ工事の費用を所有者・管理者の負担とし、新宿区は侵入口をふさぐ作業を区では行わないとしています。文京区の案内資料は、箱わなを置く場所は屋外だけで、屋根裏などの屋内は対象外としています。屋根裏にすみついている場合は、区のわなと業者の作業をどう組み合わせるかを区の窓口で相談しましょう。世田谷区は、自費で行う工事について複数の見積書を比べ、内容と金額を確かめるよう勧めています。

ハクビシンを自分で捕まえてもいい?

許可なく捕まえることはできません。板橋区のページは、許可なくハクビシンを捕獲することは鳥獣保護管理法で禁止されていると明記しています。

都の防除実施計画によると、ハクビシンは外来生物法の特定外来生物ではないため同法にもとづく防除の対象にはならず、捕獲には鳥獣保護管理法の許可が必要です。区の捕獲事業では、許可のもとで区が委託した業者がわなを扱い、住民は見回りと捕まったときの連絡を受け持つ形になっています。

よくある質問

マンションに住んでいても区の捕獲事業を使えますか?

区によって違います。新宿区は管理会社や管理組合が管理する集合住宅を対象から外し、世田谷区は集合住宅を含めつつ都営住宅やURなどの賃貸住宅を外しています。豊島区は民間の集合住宅も対象にしています。

アライグマだった場合も同じ窓口ですか?

確認した区では、アライグマもハクビシンと同じ捕獲事業と窓口で受け付けています。練馬区は区に寄せられたアライグマの目撃情報(令和7年度)を公開しています。

天井裏の物音だけで相談できますか?

港区は、天井裏の大きな物音を対象になる実害の一つに挙げています。板橋区や豊島区は目撃だけでは対象外としているので、物音の時間帯やフンの有無を記録してから相談すると話が進みやすくなります。

相談先・申込先の選び方

区の窓口に電話する前に、被害が出ている場所(天井裏、庭の果樹など)、被害に気づいた日、建物の所有者が誰かをまとめておきます。持ち家なら自分で、賃貸なら大家さんや管理会社から申し込んでもらう流れになります。

区の捕獲事業は年度に1回、数週間が基本なので、侵入口の封鎖や清掃は並行して業者の見積もりを取ります。足立区のように、区の捕獲事業で侵入口が確かめられた家の工事費を助成する区もあるため、業者と契約する前に区へ確認しましょう。

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現地調査・見積もりを頼める相談先の例

侵入口の封鎖や清掃まで任せたい場合は、2社以上から同じ条件で見積もりを取ると比較しやすくなります。写真とメモを用意してから問い合わせてください。

害獣BUZZ

ネズミ・イタチ・コウモリなどの害獣駆除業者。見積もりの申し込みはWebから。対応地域・料金は公式ページで確認してください。

害獣BUZZの公式ページを見る
害獣駆除110番(シェアリングテクノロジー)

全国受付・電話は24時間365日。公式サイトでは現地調査・見積もり無料(地域や状況により費用がかかる場合あり)と案内されています。ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなどに対応。

害獣駆除110番の公式ページを見る

リンク先で申し込みや問い合わせがあった場合、当サイトに報酬が支払われることがあります。料金・対応地域・保証などの条件は、必ず各社の公式ページと見積書で確認してください。

出典(確認日:2026-10-21)

区の制度は確認日時点の内容です。期間・条件は年度や予算で変わることがあるため、申し込む前に各区の担当課に確認してください。

シロク
シロクのひとこと

痕跡だけで決めず、安全に確認しよう。