東京都の相談窓口(ムクドリ)
鳥獣の捕獲許可の申請先は、23区内が東京都環境局 自然環境部計画課 鳥獣保護管理担当(03-5388-3505・平日)、多摩地区が多摩環境事務所 自然環境課 鳥獣保護管理担当(042-521-2948・平日)、島しょ部が各支庁産業課です。[1]
| 窓口 | 扱う内容 | 連絡先 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 東京都環境局(23区) | 鳥獣の捕獲許可(卵の採取を含む) | 自然環境部計画課 鳥獣保護管理担当 03-5388-3505(平日) | [1] |
| 東京都 多摩環境事務所 | 多摩地区の捕獲許可 | 自然環境課 鳥獣保護管理担当 042-521-2948(平日) | [1] |
| 東京都環境局「野生鳥獣による被害にお困りの方へ」 | 都の許可を受けた事業者のうち掲載承諾分の一覧 | 一覧はページから確認(令和8年2月20日現在) | [2] |
電話番号・担当名は2026-10-11に各公式ページで確認したものです。組織改正で変わることがあるため、かける前に出典ページで最新の表記を確認してください。
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民間の業者にムクドリの調査・対策を相談する場合
自治体の窓口は許可や制度の案内が中心で、侵入口の封鎖や清掃は自分で業者に依頼することになる場合があります。業者に頼むときは、2社以上に同じ写真とメモを見せて見積もりを比べてください。
リンク先で申し込みや問い合わせがあった場合、当サイトに報酬が支払われることがあります。料金や保証の条件は各社の公式ページと見積書で確認してください。
東京都で公表されているムクドリの状況
- 都は、有害鳥獣捕獲の対象となる鳥獣の例として、ハシボソガラス・ハシブトガラス・ドバトなどと並んでムクドリを挙げています。[2]
東京都で手続きする前に確認したいこと
- 卵の採取は「捕獲」に含まれるため、許可なく行うことはできないと都は案内しています。[1]
- 都の回答例(ドバトの巣についての相談)では、巣に卵またはヒナがいる場合は許可を持つ駆除業者に依頼し、巣のみであれば撤去してよいと案内されています。ムクドリの場合も、卵・ヒナの有無を先に確認してから窓口に相談してください。[3]
東京都の主な市区の窓口と制度(ムクドリ)
今回確認した区市のページには、ムクドリの巣を区市が撤去したり、捕獲したりする制度はありませんでした。区市が公表している野鳥の巣の扱いと、相談できる窓口をまとめます。
| 市区 | 対応 | 窓口・電話 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 練馬区 | 相談のみ:鳥に巣を作られたとき(ハトの例)は、卵やヒナがいなければ撤去してよく、いる場合は巣立ち後に撤去するよう案内。巣立ち前に撤去するなら捕獲許可を持つ専門業者に依頼(費用は自己負担)。在来種の動物は区で捕獲・保護をしていない | 環境部 環境課 美化啓発係 03-5984-4709 | [5] |
| 世田谷区 | 区の委託業者による巣の撤去はカラスが対象(威嚇・攻撃で危険がある私有地の巣で、所有者・管理者の依頼が必要)。ページにムクドリの記載はない | 環境政策部 環境保全課 03-6432-7137(土日祝を除く) | [6] |
| 武蔵村山市 | 相談のみ:野鳥の巣の撤去は原則として樹木などの所有者・管理者が行う。卵やヒナがいる巣は東京都知事の捕獲許可が必要なため、巣立ちまで見守るよう案内。ムクドリの繁殖期や営巣場所の解説もある | 環境部 環境課 環境保全係 042-565-1111(内線296) | [7] |
- 練馬区は、ヒナが巣立つまでの期間は長くても約1か月としています。再び巣を作られないように、ベランダに物を置かない、室外機のすき間や侵入口をふさぐ、防鳥ネットを張るといった対策を挙げています。[5]
- 武蔵村山市は、卵もヒナもいない巣は許可なく撤去できるとしています。電線の鳥よけは各電線の管理事業者が設置すると案内しています。[7]
- 世田谷区のカラスの巣の撤去は、巣の場所が分からない場合や、鳴き声がうるさいだけで威嚇がない場合は行わないとしています。ムクドリの巣で困っている場合も、区の事業の対象かどうかを先に環境保全課へ確認してください。[6]
ムクドリと法律の関係(全国共通)
- ムクドリは鳥獣保護管理法の対象で、狩猟鳥獣の一つです。卵の採取や損傷も「捕獲等」に含まれるため、許可なくできません。[1]
- 卵やヒナのいる巣は撤去できず、巣立ちを待つのが原則です。空の巣は許可なく撤去できると案内している自治体があります(京都市のQ&A)。[4]
ムクドリに気づいた場所ごとの要点
同じムクドリでも、出た場所で先にすることが変わります。当てはまる場所の項目を読んでから、上の窓口に相談してください。
屋根裏に出たとき
- 屋根裏は断熱材が荒らされやすく、尿やフンが天井材にしみる前に気づけるかが分かれ目です。点検口からのぞく程度にとどめ、中に入らないでください。
- 音がする時間帯(夕方・夜明け・深夜)をメモしておくと、窓口や業者が動物を絞り込みやすくなります。
天井裏に出たとき
- 天井裏は照明器具や換気扇のすき間から気配が伝わります。天井のシミの位置と広がりを日付入りで撮っておくと、被害の範囲を説明しやすくなります。
- 天井板を自分で外すとフンやほこりを室内に落とすことがあります。のぞく場合もマスク・手袋を使ってください。
床下に出たとき
- 床下は換気口や配管の貫通部から入られることが多い場所です。外周を一周して、金網の破れや土の掘り返しがないか外側から確認します。
- 床下に潜っての確認は、狭さ・ケガ・感染症のリスクがあるため無理をしないでください。
壁の中に出たとき
- 壁の中の音は、換気扇ダクト・エアコン配管の穴・外壁のひび割れなどからの侵入が考えられます。外壁側の穴の位置を確認してから相談します。
- 壁の中で動物が死ぬと臭いの原因になるため、侵入口をふさぐのは「中にいないこと」を確かめてからにします。
屋根に出たとき
- 屋根の上の確認は転落の危険があるため、地上や窓から双眼鏡・スマートフォンのズームで見る範囲にとどめてください。
- 雨どい・軒先・瓦のずれなど、屋根から屋根裏への入口になりやすい部分を写真に残しておくと相談がスムーズです。
ベランダに出たとき
- マンション・アパートのベランダは共用部分として扱われることがあり、対策の前に管理会社・管理組合への連絡が必要になる場合があります。
- ベランダに置いたゴミや植木鉢の受け皿、室外機の裏など、食べ物や隠れ場所になるものを先に片づけます。
庭に出たとき
- 庭では、落ちた果実・ペットフード・生ごみなど「餌になるもの」を片づけることが最初の対策になります。
- 庭の痕跡(足跡・フン・掘り返し)は、雨で消える前に定規などと一緒に撮影しておきます。
倉庫に出たとき
- 倉庫・物置は人の出入りが少なく、巣を作られても気づきにくい場所です。扉のすき間や床の破れを確認し、保管物の中も見ておきます。
- 保管している食品・飼料・肥料などは、密閉容器に移すだけでも寄りつきにくくなります。
空き家に出たとき
- 空き家は所有者・管理者が対策の主体です。相続などで所有者が離れて住んでいる場合も、まず所有者が窓口に相談するのが基本になります。
- 近隣の方が気づいた場合は、自分で敷地に入らず、所有者や市区町村の空き家・環境担当へ連絡してください。
店舗に出たとき
- 店舗・事業所は、自治体の貸出制度や委託駆除の対象外とされている場合があります。家庭向け制度が使えるかを最初に確認してください。
- 飲食店などでは衛生管理の観点もあるため、テナントの場合は建物管理者とも情報を共有します。
痕跡の見分け方、侵入口の探し方、清掃や見積もりの比べ方は、全国共通の内容として「ムクドリが屋根裏に巣を作った?鳴き声・フンの確認と巣の撤去ルール」で詳しく解説しています。