北海道の相談窓口(ムクドリ)
道は、野生鳥獣に困ったときは捕獲を行いたい地域の市町村、または(総合)振興局環境生活課自然環境係に問い合わせるよう案内しています。[1]
| 窓口 | 扱う内容 | 連絡先 | 出典 |
|---|---|---|---|
| お住まいの市町村 | 生活被害の相談・捕獲許可の相談 | 市町村の鳥獣担当 | [1] |
| (総合)振興局 環境生活課 自然環境係 | 捕獲に関する相談 | 各振興局 | [1] |
| 北海道 野生動物対策課 | 問い合わせ先 | 011-204-5205 | [1] |
電話番号・担当名は2026-10-11に各公式ページで確認したものです。組織改正で変わることがあるため、かける前に出典ページで最新の表記を確認してください。
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民間の業者にムクドリの調査・対策を相談する場合
自治体の窓口は許可や制度の案内が中心で、侵入口の封鎖や清掃は自分で業者に依頼することになる場合があります。業者に頼むときは、2社以上に同じ写真とメモを見せて見積もりを比べてください。
リンク先で申し込みや問い合わせがあった場合、当サイトに報酬が支払われることがあります。料金や保証の条件は各社の公式ページと見積書で確認してください。
北海道で公表されているムクドリの状況
- 道は、卵の採取や損傷も「捕獲等」に含まれ、原則禁止であると案内しています。違反は1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金の対象です。[1]
北海道で手続きする前に確認したいこと
- 巣そのものの扱いについて、道の案内ページには個別の記載がありません。卵やヒナがいるかを離れた場所から確認したうえで、市町村か振興局に扱いを確認してください。[1]
北海道の主な市の窓口と制度(ムクドリ)
今回確認した札幌市・函館市・旭川市のページには、ムクドリを名指しした制度はありませんでした。巣や捕獲許可について、市が公表している範囲と窓口をまとめます。
| 市区 | 対応 | 窓口・電話 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 札幌市 | 相談のみ:道から権限委譲された鳥獣の捕獲許可を扱う。許可できるのはドバト・キジバト・スズメ類・カラス類・アライグマ・キツネなどで、ムクドリは含まれない。カラスの巣は、電柱なら北海道電力ネットワーク・NTT東日本北海道、私有地なら土地・建物の所有者・管理者に相談するよう案内 | 環境局 環境都市推進部 環境共生担当課 011-211-2879 | [4][5] |
| 函館市 | 相談のみ:捕獲許可等の相談窓口。農作物などに被害がある場合は捕獲許可(無料)を受けて捕獲できると案内(キツネについてのQ&A) | 農林水産部 農務課 0138-21-3344(平日8時45分〜17時30分) | [6] |
| 旭川市 | 鳥獣被害防止計画(第6次、令和7年4月1日策定)の担当課。計画のページには対象鳥獣の記載はない | 農政部 農業振興課 生産振興係 0166-25-7470 | [7] |
- 札幌市が許可できる鳥獣の一覧にムクドリは入っておらず、市のページにムクドリの申請先の記載もありません。札幌市内で卵やヒナのいるムクドリの巣を動かす必要があるときは、市の環境共生担当課か(総合)振興局の環境生活課自然環境係に申請先を確認してください。[1][4]
- 札幌市は、私有地のカラスの巣に卵やヒナがいて捕獲許可を受けたい場合の窓口を環境共生担当課としています。[5]
- 函館市のQ&Aは2019年の更新です。かける前に最新の窓口を確認してください。[6]
ムクドリと法律の関係(全国共通)
- ムクドリは鳥獣保護管理法の対象で、狩猟鳥獣の一つです。卵の採取や損傷も「捕獲等」に含まれるため、許可なくできません。[2]
- 卵やヒナのいる巣は撤去できず、巣立ちを待つのが原則です。空の巣は許可なく撤去できると案内している自治体があります(京都市のQ&A)。[3]
ムクドリに気づいた場所ごとの要点
同じムクドリでも、出た場所で先にすることが変わります。当てはまる場所の項目を読んでから、上の窓口に相談してください。
屋根裏に出たとき
- 屋根裏は断熱材が荒らされやすく、尿やフンが天井材にしみる前に気づけるかが分かれ目です。点検口からのぞく程度にとどめ、中に入らないでください。
- 音がする時間帯(夕方・夜明け・深夜)をメモしておくと、窓口や業者が動物を絞り込みやすくなります。
天井裏に出たとき
- 天井裏は照明器具や換気扇のすき間から気配が伝わります。天井のシミの位置と広がりを日付入りで撮っておくと、被害の範囲を説明しやすくなります。
- 天井板を自分で外すとフンやほこりを室内に落とすことがあります。のぞく場合もマスク・手袋を使ってください。
床下に出たとき
- 床下は換気口や配管の貫通部から入られることが多い場所です。外周を一周して、金網の破れや土の掘り返しがないか外側から確認します。
- 床下に潜っての確認は、狭さ・ケガ・感染症のリスクがあるため無理をしないでください。
壁の中に出たとき
- 壁の中の音は、換気扇ダクト・エアコン配管の穴・外壁のひび割れなどからの侵入が考えられます。外壁側の穴の位置を確認してから相談します。
- 壁の中で動物が死ぬと臭いの原因になるため、侵入口をふさぐのは「中にいないこと」を確かめてからにします。
屋根に出たとき
- 屋根の上の確認は転落の危険があるため、地上や窓から双眼鏡・スマートフォンのズームで見る範囲にとどめてください。
- 雨どい・軒先・瓦のずれなど、屋根から屋根裏への入口になりやすい部分を写真に残しておくと相談がスムーズです。
ベランダに出たとき
- マンション・アパートのベランダは共用部分として扱われることがあり、対策の前に管理会社・管理組合への連絡が必要になる場合があります。
- ベランダに置いたゴミや植木鉢の受け皿、室外機の裏など、食べ物や隠れ場所になるものを先に片づけます。
庭に出たとき
- 庭では、落ちた果実・ペットフード・生ごみなど「餌になるもの」を片づけることが最初の対策になります。
- 庭の痕跡(足跡・フン・掘り返し)は、雨で消える前に定規などと一緒に撮影しておきます。
倉庫に出たとき
- 倉庫・物置は人の出入りが少なく、巣を作られても気づきにくい場所です。扉のすき間や床の破れを確認し、保管物の中も見ておきます。
- 保管している食品・飼料・肥料などは、密閉容器に移すだけでも寄りつきにくくなります。
空き家に出たとき
- 空き家は所有者・管理者が対策の主体です。相続などで所有者が離れて住んでいる場合も、まず所有者が窓口に相談するのが基本になります。
- 近隣の方が気づいた場合は、自分で敷地に入らず、所有者や市区町村の空き家・環境担当へ連絡してください。
店舗に出たとき
- 店舗・事業所は、自治体の貸出制度や委託駆除の対象外とされている場合があります。家庭向け制度が使えるかを最初に確認してください。
- 飲食店などでは衛生管理の観点もあるため、テナントの場合は建物管理者とも情報を共有します。
痕跡の見分け方、侵入口の探し方、清掃や見積もりの比べ方は、全国共通の内容として「ムクドリが屋根裏に巣を作った?鳴き声・フンの確認と巣の撤去ルール」で詳しく解説しています。