大阪府の相談窓口(カラス)
大阪府は2007年4月1日から鳥獣の管理目的の捕獲許可権限の一部を市町村長に移譲しています(大阪市長へは2008年4月1日から)。カラス・アライグマ・イタチ(雄雌とも)の管理目的の捕獲は市町村長の許可です。[1]
| 窓口 | 扱う内容 | 連絡先 | 出典 |
|---|---|---|---|
| お住まいの市町村 鳥獣行政担当課 | カラスの捕獲許可(管理目的) | 市町村役場 | [1] |
| 堺市 環境局 環境保全部 環境共生課 | カラス全般の相談 | 072-228-7440 | [2] |
| 堺市 環境局 環境事業部 環境業務課 | ごみの出し方 | 072-228-7429 | [2] |
電話番号・担当名は2026-10-11に各公式ページで確認したものです。組織改正で変わることがあるため、かける前に出典ページで最新の表記を確認してください。
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民間の業者にカラスの調査・対策を相談する場合
自治体の窓口は許可や制度の案内が中心で、侵入口の封鎖や清掃は自分で業者に依頼することになる場合があります。業者に頼むときは、2社以上に同じ写真とメモを見せて見積もりを比べてください。
リンク先で申し込みや問い合わせがあった場合、当サイトに報酬が支払われることがあります。料金や保証の条件は各社の公式ページと見積書で確認してください。
大阪府で公表されているカラスの状況
- 堺市によると、カラスの繁殖期は3月頃から7月頃で、6〜7月の巣立ちの時期は地面に落ちたヒナを守るため親鳥が特に攻撃的になります。卵は約20日でかえり、ヒナは約30日で巣立つとしています。[2]
大阪府で手続きする前に確認したいこと
- 巣の撤去は原則として敷地の管理者が行います。卵やヒナがいる間は撤去や移動をしてはいけず、空の巣であれば撤去してごみとして処分できます。撤去後もしばらく攻撃が続くことがあると堺市は注意しています。[2]
- 巣作りを防ぐ方法として、見通しが悪く二股・三股に分かれた枝の剪定や、針金ハンガーを屋外に置きっぱなしにしないことが挙げられています。[2]
大阪府の主な市の窓口と制度(カラス)
堺市のほかに、府内の主な市のカラスの扱いをまとめました。市が巣を撤去するのは箕面市だけで、ほかの市は捕獲許可の案内やごみ対策が中心です。
| 市 | 市の対応(捕獲許可・貸出・巣の撤去・相談のみ など) | 窓口・電話 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 箕面市 | 市がカラスの巣を撤去しています。巣を見つけたら連絡し、職員が現場を確認して適切な時期に撤去します。電柱の巣は関西電力池田営業所が対応するため、場所と電柱番号を伝えます。 | 環境動物課(動物係)072-724-7039/関西電力池田営業所 0800-777-3081 | [4] |
| 大阪市 | 被害が減らない場合は、捕獲許可について動物管理センター分室に相談します。申請は土地の所有者・管理者か依頼を受けた業者が行います。ごみの持ち出し場所(概ね5世帯以上が利用)には、からすネットを無償で貸し出しています。 | 動物管理センター分室 06-6978-7710/環境局 事業部 事業管理課 06-6630-3226 | [5][6] |
| 高槻市 | 箱わななどでカラスを捕獲する場合は市の許可が必要です。カラスが嫌がる音が流れるCDを市が提供しています。 | 農林緑政課 072-674-7402 | [7] |
| 東大阪市 | 巣にヒナや卵がある場合は巣立ってから取り除くよう案内しています。空の巣は許可なしで撤去できます。 | 健康部保健所 食品衛生課 動物指導センター 072-963-6211(カラス被害全般)/環境事業課 06-4309-3200(ごみ) | [8] |
- 繁殖期の巣:大阪市と東大阪市は、迷惑だからといって卵やヒナを捕ってはいけないとしています。大阪市は、許可なく野鳥を捕獲することは法律で禁止されているとしています。[5][8]
- 箕面市のページには撤去の費用や、私有地か公有地かの条件は書かれていません。連絡するときに確認してください。[4]
カラスと法律の関係(全国共通)
- ハシブトガラス・ハシボソガラス・ミヤマガラスは狩猟鳥獣ですが、狩猟期間・狩猟免許の枠外で捕獲するには許可が必要です。[3]
- 巣は、卵やヒナがいる間は撤去・移動できません。空の巣であれば撤去できると案内している自治体があります(堺市・福岡市)。[2]
カラスに気づいた場所ごとの要点
同じカラスでも、出た場所で先にすることが変わります。当てはまる場所の項目を読んでから、上の窓口に相談してください。
屋根裏に出たとき
- 屋根裏は断熱材が荒らされやすく、尿やフンが天井材にしみる前に気づけるかが分かれ目です。点検口からのぞく程度にとどめ、中に入らないでください。
- 音がする時間帯(夕方・夜明け・深夜)をメモしておくと、窓口や業者が動物を絞り込みやすくなります。
天井裏に出たとき
- 天井裏は照明器具や換気扇のすき間から気配が伝わります。天井のシミの位置と広がりを日付入りで撮っておくと、被害の範囲を説明しやすくなります。
- 天井板を自分で外すとフンやほこりを室内に落とすことがあります。のぞく場合もマスク・手袋を使ってください。
床下に出たとき
- 床下は換気口や配管の貫通部から入られることが多い場所です。外周を一周して、金網の破れや土の掘り返しがないか外側から確認します。
- 床下に潜っての確認は、狭さ・ケガ・感染症のリスクがあるため無理をしないでください。
壁の中に出たとき
- 壁の中の音は、換気扇ダクト・エアコン配管の穴・外壁のひび割れなどからの侵入が考えられます。外壁側の穴の位置を確認してから相談します。
- 壁の中で動物が死ぬと臭いの原因になるため、侵入口をふさぐのは「中にいないこと」を確かめてからにします。
屋根に出たとき
- 屋根の上の確認は転落の危険があるため、地上や窓から双眼鏡・スマートフォンのズームで見る範囲にとどめてください。
- 雨どい・軒先・瓦のずれなど、屋根から屋根裏への入口になりやすい部分を写真に残しておくと相談がスムーズです。
ベランダに出たとき
- マンション・アパートのベランダは共用部分として扱われることがあり、対策の前に管理会社・管理組合への連絡が必要になる場合があります。
- ベランダに置いたゴミや植木鉢の受け皿、室外機の裏など、食べ物や隠れ場所になるものを先に片づけます。
庭に出たとき
- 庭では、落ちた果実・ペットフード・生ごみなど「餌になるもの」を片づけることが最初の対策になります。
- 庭の痕跡(足跡・フン・掘り返し)は、雨で消える前に定規などと一緒に撮影しておきます。
倉庫に出たとき
- 倉庫・物置は人の出入りが少なく、巣を作られても気づきにくい場所です。扉のすき間や床の破れを確認し、保管物の中も見ておきます。
- 保管している食品・飼料・肥料などは、密閉容器に移すだけでも寄りつきにくくなります。
空き家に出たとき
- 空き家は所有者・管理者が対策の主体です。相続などで所有者が離れて住んでいる場合も、まず所有者が窓口に相談するのが基本になります。
- 近隣の方が気づいた場合は、自分で敷地に入らず、所有者や市区町村の空き家・環境担当へ連絡してください。
店舗に出たとき
- 店舗・事業所は、自治体の貸出制度や委託駆除の対象外とされている場合があります。家庭向け制度が使えるかを最初に確認してください。
- 飲食店などでは衛生管理の観点もあるため、テナントの場合は建物管理者とも情報を共有します。
痕跡の見分け方、侵入口の探し方、清掃や見積もりの比べ方は、全国共通の内容として「カラスが屋根を歩く音がするとき|足音の確かめ方と巣の撤去ルール」で詳しく解説しています。