沖縄県の相談窓口(イタチ)
沖縄県では、有害鳥獣駆除の捕獲許可の申請先が、捕獲場所(沖縄島北部・沖縄島南部・宮古地域・八重山地域)ごとの県の出先機関か市町村に分かれています。学術研究などの目的は県自然保護課が窓口です。[1]
| 窓口 | 扱う内容 | 連絡先 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 北部農林水産振興センター 森林整備保全課 | 恩納村・金武町より北の有害鳥獣捕獲許可 | 0980-52-2832 | [1] |
| 南部林業事務所 | 読谷村・うるま市より南の有害鳥獣捕獲許可 | 098-941-2583 | [1] |
| 宮古農林水産振興センター 農林水産整備課 | 宮古地域の有害鳥獣捕獲許可 | 0980-72-2365 | [1] |
| 八重山農林水産振興センター 農林水産整備課 | 八重山地域の有害鳥獣捕獲許可 | 0980-82-2342 | [1] |
| 沖縄県 環境部 自然保護課 | 捕獲許可・外来種対策の問い合わせ | 098-866-2243 | [1] |
電話番号・担当名は2026-10-11に各公式ページで確認したものです。組織改正で変わることがあるため、かける前に出典ページで最新の表記を確認してください。
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民間の業者にイタチの調査・対策を相談する場合
自治体の窓口は許可や制度の案内が中心で、侵入口の封鎖や清掃は自分で業者に依頼することになる場合があります。業者に頼むときは、2社以上に同じ写真とメモを見せて見積もりを比べてください。
リンク先で申し込みや問い合わせがあった場合、当サイトに報酬が支払われることがあります。料金や保証の条件は各社の公式ページと見積書で確認してください。
沖縄県で公表されているイタチの状況
- 沖縄県の「ニホンイタチ防除計画」(令和2年3月)によると、ニホンイタチは1957年から1971年にかけて、ネズミ類による農業被害への対策として、沖縄諸島・大東諸島・宮古諸島・八重山諸島などの21の有人島に約12,000頭が放されました。[2]
- 同計画で個体群が存続しているとされるのは、座間味島・阿嘉島・慶留間島・外地島・北大東島・南大東島・宮古島・伊良部島・下地島・池間島・多良間島・波照間島の12島です。[2]
- 座間味島や宮古諸島では希少な爬虫類・両生類が多く捕食されていることがわかっており、計画は宮古諸島からの排除を目標に、下地島では地域根絶、宮古島・伊良部島では低密度化を目指すとしています。[2]
沖縄県で手続きする前に確認したいこと
- 同計画が個体群の存続を挙げる12島に、沖縄島は含まれていません。沖縄島で家に入り込んだ動物がイタチかどうかわからない場合は、写真を撮って窓口に相談してください。[2]
- 国指定鳥獣保護区(屋我地島・漫湖・大東諸島など)での捕獲や希少鳥獣の捕獲は、環境省沖縄奄美自然環境事務所(098-836-6400)が窓口です。許可までには約2週間かかると県は案内しています。[1]
沖縄県の主な市の窓口と制度(イタチ)
沖縄県の主な市の公式ページには、イタチを個別に取り上げた案内が見当たりませんでした。ここでは、野生鳥獣の捕獲について各市が書いている内容と窓口をまとめます。
| 市 | 市の対応(捕獲許可・貸出・巣の撤去・相談のみ など) | 窓口・電話 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 那覇市 | 市の「害獣・野生動物」の案内はハト等の鳥の巣・ハブ・メジロ・カラスなどで、イタチのページはありません。鳥獣を許可なく捕獲することは法律で禁止されていると案内しています。 | 環境部 環境保全課 水質保全グループ 098-951-3229 | [5][6] |
| 沖縄市 | イタチ個別の案内はありません。カラスのページで、カラスなどの野生鳥獣の捕獲や駆除には沖縄県の許可が必要で、許可には生活被害や農作物被害などの理由が必要だとしています。 | 市民部 環境課 098-939-1212 | [7] |
| 浦添市 | イタチ個別の案内はありません。カラスのページで、カラスを含む野生鳥獣を許可なく捕獲・駆除することは禁止とし、人身への危害などでやむを得ず捕獲や駆除を希望する場合は、土地所有者か自分で業者へ依頼するよう案内しています。 | 市民部 環境保全課 098-876-1715(犬・猫、お墓、公害関係) | [8] |
| 石垣市 | 農作物などに被害を与えている野生鳥獣は、農政経済課が届出窓口です。被害防除などをしても被害が続く場合に有害鳥獣駆除として捕獲する仕組みで、市は八重山猟友会の協力で駆除班を編成しています。 | 農政経済課 0980-82-1307 | [9] |
- 4市とも、家に入ったイタチ向けの捕獲器の貸出や、市による駆除は公式ページで案内していません。業者に頼む場合は、あらかじめ費用や内容をよく確認するよう浦添市は呼びかけています。[8]
- 石垣市の有害鳥獣駆除は農作物などの被害が対象です。八重山地域で有害鳥獣捕獲の許可を申請する県の窓口は、上の表の八重山農林水産振興センターです。[1][9]
イタチと法律の関係(全国共通)
- イタチは雄だけが狩猟鳥獣で、雌は狩猟鳥獣以外です。シベリアイタチ(チョウセンイタチ)は狩猟鳥獣に含まれます。[3]
- 生活被害を防ぐための捕獲は、雄雌どちらも市町村長などの許可が必要です(大阪府の案内)。[4]
イタチに気づいた場所ごとの要点
同じイタチでも、出た場所で先にすることが変わります。当てはまる場所の項目を読んでから、上の窓口に相談してください。
屋根裏に出たとき
- 屋根裏は断熱材が荒らされやすく、尿やフンが天井材にしみる前に気づけるかが分かれ目です。点検口からのぞく程度にとどめ、中に入らないでください。
- 音がする時間帯(夕方・夜明け・深夜)をメモしておくと、窓口や業者が動物を絞り込みやすくなります。
天井裏に出たとき
- 天井裏は照明器具や換気扇のすき間から気配が伝わります。天井のシミの位置と広がりを日付入りで撮っておくと、被害の範囲を説明しやすくなります。
- 天井板を自分で外すとフンやほこりを室内に落とすことがあります。のぞく場合もマスク・手袋を使ってください。
床下に出たとき
- 床下は換気口や配管の貫通部から入られることが多い場所です。外周を一周して、金網の破れや土の掘り返しがないか外側から確認します。
- 床下に潜っての確認は、狭さ・ケガ・感染症のリスクがあるため無理をしないでください。
壁の中に出たとき
- 壁の中の音は、換気扇ダクト・エアコン配管の穴・外壁のひび割れなどからの侵入が考えられます。外壁側の穴の位置を確認してから相談します。
- 壁の中で動物が死ぬと臭いの原因になるため、侵入口をふさぐのは「中にいないこと」を確かめてからにします。
屋根に出たとき
- 屋根の上の確認は転落の危険があるため、地上や窓から双眼鏡・スマートフォンのズームで見る範囲にとどめてください。
- 雨どい・軒先・瓦のずれなど、屋根から屋根裏への入口になりやすい部分を写真に残しておくと相談がスムーズです。
ベランダに出たとき
- マンション・アパートのベランダは共用部分として扱われることがあり、対策の前に管理会社・管理組合への連絡が必要になる場合があります。
- ベランダに置いたゴミや植木鉢の受け皿、室外機の裏など、食べ物や隠れ場所になるものを先に片づけます。
庭に出たとき
- 庭では、落ちた果実・ペットフード・生ごみなど「餌になるもの」を片づけることが最初の対策になります。
- 庭の痕跡(足跡・フン・掘り返し)は、雨で消える前に定規などと一緒に撮影しておきます。
倉庫に出たとき
- 倉庫・物置は人の出入りが少なく、巣を作られても気づきにくい場所です。扉のすき間や床の破れを確認し、保管物の中も見ておきます。
- 保管している食品・飼料・肥料などは、密閉容器に移すだけでも寄りつきにくくなります。
空き家に出たとき
- 空き家は所有者・管理者が対策の主体です。相続などで所有者が離れて住んでいる場合も、まず所有者が窓口に相談するのが基本になります。
- 近隣の方が気づいた場合は、自分で敷地に入らず、所有者や市区町村の空き家・環境担当へ連絡してください。
店舗に出たとき
- 店舗・事業所は、自治体の貸出制度や委託駆除の対象外とされている場合があります。家庭向け制度が使えるかを最初に確認してください。
- 飲食店などでは衛生管理の観点もあるため、テナントの場合は建物管理者とも情報を共有します。
痕跡の見分け方、侵入口の探し方、清掃や見積もりの比べ方は、全国共通の内容として「イタチが屋根裏に出た?見分け方と捕獲許可・捕獲器貸出の窓口」で詳しく解説しています。