症状・判別

屋根裏の音がカリカリするのは何?ネズミの可能性と放置の危険

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屋根裏から夜中にカリカリ、カサカサという軽い音が続く場合は、まずネズミ、とくに建物の高い所を好むクマネズミを疑います。ただし音だけで動物は決められないため、音がする時刻を記録し、フン・かじり跡などの「ラットサイン」で確かめてから対策を選びます。

更新日 2026.10.21読む目安 5分広告を含む記事

屋根裏でカリカリ音がするのは何?

屋根裏のカリカリ音は、ネズミが物をかじったり走ったりする音である可能性が高いと考えられます。東京都の「都民のためのねずみ防除読本」によると、家に住みつくネズミのうちクマネズミは、建物の中の高い所、壁の中、天井裏を住みかにし、壁を登ったり電線を伝ったりできます。静岡市のページ(2026年2月15日更新)も、クマネズミは天井裏や壁の中を主な生活場所にするとしています。

項目クマネズミドブネズミ
体長15〜20cm22〜26cm
尾頭と胴を合わせた長さより長い頭と胴を合わせた長さより短い
住む場所建物の高い所、壁の中、天井裏植え込み、公園の地面、下水、建物の低い階
登る力壁を登り、電線を伝う電線は伝えない
性質警戒心が強い警戒心はあまり強くない

表は東京都の読本(平成24年4月発行)の比較表にもとづきます。ハツカネズミは体長6〜10cmと小さく、約2cmの隙間から入れると静岡市は説明しています。

昼と夜で音の主は違う?

夜中に音がするならネズミをはじめとする夜行性の動物を、明るい時間に鳴き声や巣材を運ぶような音がするなら鳥を考えます。東京都の読本は、ネズミが主に夜中に活動するとしています。

夜に動く動物はネズミだけではありません。北九州市はイタチを夜行性とし、東京都環境局はハクビシンとアライグマを夜行性としています。大田区の資料は、ハクビシンやアライグマが深夜に「ドタドタと大きい足音で走り回る」と説明しており、カリカリという軽い音よりも重い足音として聞こえることが多いと考えられます。音の大きさと時刻を分けてメモしておくと、相談するときに候補を絞りやすくなります。

昼に屋根や軒下で物音がする場合は、ムクドリの巣の記事やカラスの足音の記事も参考にしてください。

放置するとどうなる?

ネズミを放置すると、電気コードやガス管をかじられて停電・火災・爆発につながるおそれがあると、東京都の読本は注意を呼びかけています。冷蔵庫やテレビなど熱を出す家電の裏に巣を作り、かじられたコードのショートや、放熱部に付いた尿による火花で、機器の故障や火災が起きることもあると書かれています。

  • 衛生面:同じ読本は、フンや尿との接触で感染するおそれのある病気として、腎症候性出血熱やレプトスピラ症を挙げています。
  • ダニ:ネズミに寄生するイエダニは、ネズミがいなくなったり死んだりしたあとに人を刺し、かゆみや発疹を起こすとされています。
  • におい:静岡市は、ネズミの死骸による悪臭やダニの発生にも注意が必要だとしています。

音がやんだからといって、屋根裏の巣やフンがなくなったわけではありません。音が消えた日も記録しておきましょう。

音の主を確かめるには何を見ればいい?

音の主を確かめるには、ネズミが通った跡である「ラットサイン」を探します。東京都の読本はラットサインとして、音、かじり跡、フン、足跡、こすり跡(通り道に残る黒く光った油っぽい汚れ)を挙げています。

見る場所確かめること
点検口のまわり、押し入れの天袋小さなフン、かじられた木材や断熱材のくず
柱や梁のかど、配管が壁を通る穴黒く光るこすり跡
台所の戸棚、食品の袋かじり跡、食べこぼし
家電の裏、配線のまわりコードの被覆がかじられていないか

点検口から天井裏をのぞくときは、中に入らず、懐中電灯と写真での確認にとどめます。フンを見つけても素手で触らず、場所と大きさが分かるように撮影しておくと、業者や保健所に相談するときに役立ちます。

自分でできる対策と、業者に任せる範囲は?

自分でできるのは、エサと巣の材料を断ち、侵入口をふさぎ、粘着シートなどで捕まえることです。天井裏や高い所の作業は危険を伴うため、業者に頼んだほうがよい場合があると東京都の読本は説明しています。

同じ読本は、食品を片付けて密閉し、室内外を整理したうえで、ネズミがかじりにくい金網やスチールウールで侵入口をふさぐ「環境的対策」を対策の基本としています。ネズミは新しい物を警戒するため、粘着シートは通り道に置き、最初は粘着面を出さずに慣れさせてから使うとよいとも説明しています。静岡市は、冬はネズミが屋内に入り込みやすく駆除の効果も出やすい時期だとしています。

よくある質問

家のネズミを自分で捕まえても法律違反になりませんか?

家に出るドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種は鳥獣保護管理法の対象外で、京都市の相談Q&A集は、申請や許可の手続きなしに捕獲できると説明しています。ハクビシンやイタチなどほかの動物は扱いが違うため、ネズミかどうかを先に確かめてください。

殺鼠剤を使うときに気をつけることは?

静岡市は、殺鼠剤は効果が出るまで数日間続けて食べさせる必要があるとし、子どもやペットが誤って口にしないよう注意を促しています。東京都の読本も、少量ずつ数か所に置き、ペットや子どもを近づけないよう求めています。

保健所に連絡すれば駆除してもらえますか?

東京都多摩小平保健所やさいたま市保健所は、ネズミの相談には応じるものの、駆除の作業は行っていないとしています。自分で対応できないときは、保健所が案内する業者団体などに相談します。

相談先・申込先の選び方

まず保健所や市区町村の相談窓口で、自分でできる対策と地域の業者団体を聞きます。業者に頼む場合は、天井裏の調査をどこまで行うか、見つかった侵入口をいくつ・何でふさぐか、作業後にまた音がしたときの対応を、見積書の段階で確かめておきましょう。

屋根裏の作業は、配線の点検や断熱材の交換が必要になることもあります。かじられたコードを見つけたときは、ネズミの作業とは別に、電気設備の点検をどこに頼むかも業者と話しておくと安心です。

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現地調査・見積もりを頼める相談先の例

侵入口の封鎖や清掃まで任せたい場合は、2社以上から同じ条件で見積もりを取ると比較しやすくなります。写真とメモを用意してから問い合わせてください。

害獣BUZZ

ネズミ・イタチ・コウモリなどの害獣駆除業者。見積もりの申し込みはWebから。対応地域・料金は公式ページで確認してください。

害獣BUZZの公式ページを見る
害獣駆除110番(シェアリングテクノロジー)

全国受付・電話は24時間365日。公式サイトでは現地調査・見積もり無料(地域や状況により費用がかかる場合あり)と案内されています。ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなどに対応。

害獣駆除110番の公式ページを見る

リンク先で申し込みや問い合わせがあった場合、当サイトに報酬が支払われることがあります。料金・対応地域・保証などの条件は、必ず各社の公式ページと見積書で確認してください。

出典(確認日:2026-10-21)

保健所・市の案内は確認日時点の内容です。

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