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アライグマ・タヌキ・ハクビシンの違いは?尾と足跡で見分ける

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アライグマ・タヌキ・ハクビシンは、顔の模様が似ていて見間違えやすい動物です。見分けるときは顔だけでなく、尾の縞の有無、足跡の指の数、フンのため方を合わせて確かめます。尾に縞があればアライグマ、指が4本の足跡ならタヌキ、鼻筋に白い線があればハクビシンが目安です。

更新日 2026.10.21読む目安 5分広告を含む記事

アライグマ・タヌキ・ハクビシンはどう見分ける?

3種は顔だけで判断せず、尾・足・体つきを全身で見ると区別しやすくなります。東京都環境局のページは、アライグマとハクビシンの顔がタヌキやアナグマに似ているため見間違えられることが多く、全身の特徴を見れば区別できるとしています。

項目アライグマタヌキハクビシンアナグマ
顔眉間に黒い筋、白く目立つヒゲ、目のまわりの黒いマスクが幅広いヒゲは黒く目立たない鼻から頭頂にかけて白い線鼻先から目・耳元に黒い線、顔が細長い
耳大きく、縁が白い丸く、両耳が離れている大きく目立つ小さめ
足の色・歩き方白い部分が多く、かかとまで地面に付けるほぼ全体が黒く、つま先だけを付ける黒っぽい部分が多く、足は短め黒い部分が多く、ずんぐりして足は短め
体長の目安約60cm約45〜55cm約50〜60cm約50〜60cm

顔・耳・足の色は農林水産省「中型獣対策の基本」、体長は東京都環境局の「アライグマ・ハクビシン・タヌキ・アナグマの見分け方」にもとづきます。夜に一瞬見ただけでは決めにくいため、写真や痕跡を残すことが大切です。

しっぽの違いは?

尾に黒い縞があればアライグマ、縞がなく長ければハクビシン、縞がなく短ければタヌキと考えられます。尾は離れた場所からでも見えやすく、3種を分けるいちばん分かりやすい手がかりです。

  • アライグマ:東京都環境局の見分け方の資料は、尾に黒い縞が5〜7本あるのが特徴としています。農林水産省の資料では、尾の長さは25〜30cm程度でリング状の縞模様です。
  • ハクビシン:尾は長く縞模様はありません(農林水産省)。品川区の資料は、体と同じくらいの長さの尾としています。
  • タヌキ:尾は20cm以下と短く、縞模様はありません(農林水産省)。東京都環境局の資料は、太くふさふさした尾としています。
  • アナグマ:尾は短く(東京都環境局)、長い毛に覆われて太い(農林水産省)とされています。

足跡の違いは?

足跡は、指が4本ならタヌキ、5本の指が長くはっきり分かれて人の手形のようならアライグマ、丸い手のひらに短い5本指ならハクビシンが目安です。庭の土や、ほこりのたまったベランダ・屋根裏に残った足跡を、大きさが分かるように物差しと一緒に撮影しておきましょう。

動物指の数と形爪跡大きさの目安(前足)
アライグマ5本がはっきり分かれ、人の手形に似る指先に残ることが多い約5.5×6cm
タヌキ4本。犬に似た形指先に付くことが多い約4×3cm
ハクビシン丸い手のひらに短い5本指多くの場合付かない約5×4.5cm
アナグマ5本だがアライグマより短い長い爪跡が付くことがある約7.5×4cm

表は農林水産省の資料の記載です。東京都環境局の資料も、タヌキの足跡を4本指で全体が丸く、爪跡がはっきりするものとして示しています。

フンで見分けられる?

フンは手がかりになりますが、食べた物で形や色が変わるため、フンだけで決めるのは難しいものです。同じ場所にまとめてする「ため糞」があるかどうかと、その場所を合わせて見ます。

農林水産省の資料によると、ハクビシンのフンは典型的には棒状で、ねぐらなどでため糞をします。タヌキは比較的黒っぽいフンを、畑・竹林・庭など屋外に比較的大きなため糞として残します。アナグマは表面がテカテカした棒状のフンで、小規模なため糞をします。アライグマは泥状から固形状まで変わり、ため糞はしないとされています。

フンを確かめるときは、素手で触らず写真で記録します。神奈川県は、糞尿に直接触れたり病原体を吸い込んだりしないよう注意を呼びかけています。片付け方はアライグマの屋根裏の記事やタヌキの床下の記事も参考にしてください。

法律や自治体の対応は動物ごとに違う?

アライグマは外来生物法の特定外来生物に指定されており、自治体が防除として捕獲を進めている地域が多い点がほかの2種と違います。一方、3種ともむやみに捕まえてよい動物ではなく、狩猟以外の捕獲には鳥獣保護管理法の許可が必要です。

環境省の狩猟鳥獣の一覧には、アライグマ・タヌキ・ハクビシン・アナグマのいずれも載っていますが、狩猟には期間・免許・登録などの決まりがあります。名古屋市の相談Q&A集(令和7年4月)は、アライグマについては目撃の頻度や被害の状況によって市民の協力のもとで捕獲箱を設置することがあるとし、タヌキやイタチなどは目撃だけならそのまま見守るよう案内しています。同じ動物でも自治体ごとに対応が違うため、見分けたあとは住んでいる市区町村に確認してください。

よくある質問

毛が抜けたタヌキを見かけたらどうすればいいですか?

名古屋市の相談Q&A集は、毛が抜けているタヌキは疥癬症の可能性があるとしています。東京都環境局の資料によると疥癬は感染した動物との接触でうつることがあるため、近づいたり触ったりせず、自治体の窓口に相談してください。

見かけた動物を捕まえて確かめてもいいですか?

捕まえて確かめるのは避けてください。野生の鳥獣の捕獲は鳥獣保護管理法で原則として禁止されています(環境省)。写真や足跡で確かめ、被害があるときは市区町村に相談します。

写真が撮れなかったときはどうすればいいですか?

見た時刻・場所・尾の長さや縞の有無など、覚えている特徴をメモします。あわせて、足跡やフンが残っていないかを翌朝に明るい所で確かめると、窓口に伝えられる情報が増えます。

相談先・申込先の選び方

アライグマかハクビシンの可能性が高いときは、市区町村の環境担当に捕獲事業や箱わなの貸出があるかを聞きます。タヌキやアナグマの場合は捕獲の対応をしていない自治体もあるため、侵入口をふさぐ・エサになる物を片付けるといった追い払いの方法と、相談できる業者団体を聞いておきましょう。

業者に見積もりを頼むときは、撮影した尾や足跡の写真を見せ、動物の種類をどう判定するかを確認します。種類によって捕獲の許可や作業の方法が変わるため、判定の結果と作業内容を見積書に書いてもらうと比べやすくなります。

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現地調査・見積もりを頼める相談先の例

侵入口の封鎖や清掃まで任せたい場合は、2社以上から同じ条件で見積もりを取ると比較しやすくなります。写真とメモを用意してから問い合わせてください。

害獣BUZZ

ネズミ・イタチ・コウモリなどの害獣駆除業者。見積もりの申し込みはWebから。対応地域・料金は公式ページで確認してください。

害獣BUZZの公式ページを見る
害獣駆除110番(シェアリングテクノロジー)

全国受付・電話は24時間365日。公式サイトでは現地調査・見積もり無料(地域や状況により費用がかかる場合あり)と案内されています。ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなどに対応。

害獣駆除110番の公式ページを見る

リンク先で申し込みや問い合わせがあった場合、当サイトに報酬が支払われることがあります。料金・対応地域・保証などの条件は、必ず各社の公式ページと見積書で確認してください。

出典(確認日:2026-10-21)

特徴には個体差があります。確実な判定は自治体の窓口や専門業者に相談してください。

シロク
シロクのひとこと

痕跡だけで決めず、安全に確認しよう。